目次
1 信号とシステム
2 ラプラス変換
3 アナログからディジタルへ
4 離散時間システムとz変換
5 離散信号のフーリエ変換
6 ディジタルフィルタ
7 相関関数とスペクトル
8 線形予測と音声信号処理
9 適応フィルタ
10 ウェーブレット変換
著者等紹介
小畑秀文[コバタケヒデフミ]
1967年東京大学工学部計数工学科卒業。1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(計数工学専攻)、工学博士。1972年東京大学助手。1975年東京農工大学助教授。1986年東京農工大学教授。2005年東京農工大学長
浜田望[ハマダノゾム]
1970年慶應義塾大学工学部電気工学科卒業。1975年慶應義塾大学大学院博士課程修了(電気工学専攻)、工学博士。1974年慶應義塾大学助手。1979年慶應義塾大学専任講師。1984年慶應義塾大学助教授。1991年慶應義塾大学教授
田村安孝[タムラヤスタカ]
1977年東京大学工学部計数工学科卒業。1982年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(計数工学専攻)、工学博士。1982年日本学術振興会特別研究員(東京大学)。1984年山形大学助手。1987年山形大学助教授。1998年山形大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
11
再読。学生時代の教科書だった。実装例は無く、基本的には理論のみの本。今はもっと良い本があるのだろうか。2021/09/03
Sean
3
伝達関数、時間空間と周波数空間の変換、デジタルフィルタなど、丁寧に解説されている。本書を読んでから制御・沖本時系列解析を読むと理解が進む。2021/01/09
Sean
3
信号処理がふんふんと分かる入門本。基本は音声認識のための書籍の様子。制御工学と合わせて読むべき。離散時間系については沖本氏の経済時系列解析の本と合わせて読むとよい。2020/08/11
式神
1
信号処理の理論だけをあさろうと借りてきた本で、その意味では適任だったと思う。特にノートを取る必要はなく、寝転がって読めばいいような本。ひと通りの理論は知れるだろう。制御工学をやっているとより簡単に読める2011/09/29
オザマチ
1
種々の数学的変換方法、ディジタルフィルタ、FFTのアルゴリズム、適応フィルタなどについての解説がされている。入門編であるため、実際の音声処理などはあまり丁寧に載っていない。ウェーブレット変換についても触れているが、関数解析の説明が詳しくないので自分には理解できなかった。参考文献の紹介や演習問題の解説は丁寧だと思う。2011/08/11