内容説明
本書の目的は、制御システムの安定性に関する理論を体系的にわかりやすく講述することにある。諸定理は数多くならないように、基礎を中心に厳選し、見通しよく位置するように心がけた。ほとんどの定理に対して証明を与える一方、定理の背後にある本質を直感的に理解できるような説明を加え、例題数多く盛り込んで、証明部分を読み飛ばしても全体の流れが把握できるようにした。
目次
1 序論
2 状態方程式
3 内部安定性
4 リアプノフの安定定理の拡張
5 入出力安定性
6 フィードバック系の安定性
7 消散性、有界実性、正実性
8 ロバスト安定性
付録(数学的準備;可制御性と可観測性;証明)
著者等紹介
井村順一[イムラジュンイチ]
1988年京都大学工学部精密工学科卒業。’90年京都大学大学院修士課程修了。’92年京都大学助手、’95年博士(工学)(京都大学)。’96年広島大学助教授。現在に至る
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