内容説明
制御対象の特性変動や不確定性に対応して制御装置の特性を積極的に変化させることで、制御系の安定性や制御性能の向上を図る能動的手法。この適応制御系のシステム構成をその基礎から、設計法の展開、実システムへの応用例に至るまでを幅広く解説。
目次
適応制御の原理と方式
適応系における安定性理論と正実関数の役割
適応則の導出と誤差モデル
適応制御系の基本設計法
設計法の展開
基礎適応制御手法の実システムへの応用例
適応制御理論と実装の間
基礎適応制御理論応用のガイドラインとケーススタディ
基礎適応制御理論の今後の展開可能性と限界
著者等紹介
水野直樹[ミズノナオキ]
1978年名古屋工業大学工学部機械工学科卒業。1980年名古屋工業大学大学院修士課程修了(生産機械工学専攻)。1980年名古屋工業大学助手。1984年名古屋工業大学講師。1986年工学博士(名古屋大学)。1987年名古屋工業大学助教授。2002年名古屋工業大学教授。2003年名古屋工業大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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