目次
1 人間の行動と生活の質の評価
2 人間行動と機能・能力
3 最適な人材確保と知識・技能の共有
4 より良い職務遂行環境の提供
5 個人と組織の行動とパフォーマンス
6 人間機能の多様性と能力の支援
7 高度情報処理技術の活用と人間行動
著者等紹介
西口宏美[ニシグチヒロミ]
1985年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。1987年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(機械工学専攻)。1990年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得退学(機械工学専攻)。1990年早稲田大学助手。1995年山梨学院短期大学専任講師。1998年九州看護福祉大学助教授。2002年東北公益文科大学助教授。2005年東海大学助教授。2007年東海大学准教授。2018年博士(経営工学)(早稲田大学)。2019年東海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
5
組織の中でパフォーマンスを向上させるにはどうしたらいいか、という問題意識で読んでみた。読む側の視点は経営学的なものだったが、本書は看護・リハビリなどの医療福祉系の読者も想定しているようで、第2章と第6章は、感覚、知覚・認知、運動の三つの人間機能の話や加齢・疾病による人体機能の低下や障害の問題に焦点をあてた内容だった。ともあれ、生産現場の管理と生産性の効率化やそのための理論の紹介は、復習の意味もあって大変勉強になった。組織学習の問題はもう少し深めたいテーマではある。2020/07/05