内容説明
本書は、経営情報処理という観点からみたとき習得しておくべき、知識情報処理技法とその応用システムの入門書である。本書は技術系の学生だけでなく事務系の学生にも学べるように「平易に最新の情報処理技術を用いると経営情報処理システムでなにができるか、なにをすべきか」を解説している。そこに一貫して流れる考え方は、組織そして人間が学び体得してきた知識を抽出しコンピュータに格納して、連結・再利用を通してつぎの世代に伝承していくことが、オフィスの生産性を変え、業務改革を推進するということである。
目次
1 経営情報処理からみた知識管理
2 知識処理技術の基礎
3 情報検索・収集における知識情報処理
4 データ抽出における知識情報処理
5 グループウェアにおける知識管理
著者等紹介
辻洋[ツジヒロシ]
1978年京都大学大学院修士課程修了(数理工学専攻)、同年日立製作所勤務、現在に至る。’87~88年米国CMU客員研究員。’93年博士(工学)(京都大学)
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