内容説明
本書は、情報処理関係分野の大学前期課程、短期大学、高等専門学校、専修学校の学生および同程度の学力をもつ読者を対象とした教科書および参考書である。
目次
1 基礎知識
2 論理
3 グラフ理論
4 オートマトン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愛楊
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情報工学の基礎となるブール代数や論理回路、カルノー図、グラフ理論、オートマトン等を学ぶことができる。 適宜夾まれる例や問題を通して理解を深められる(ただし文章中の問題は答えが掲載されていない)。また、章末問題は解きやすく、その章の理解を確かめるに良い難易度である(章末問題には答えが付いている)。 個人的には、ブール代数とグラフ理論、オートマトンの分野が特に新鮮で役に立った。2022/07/14
TSUYOSHI_K
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コンピュータへの理解を深めるため読んでみた。例題の解答が示されておらず、巻末の演習問題の答えも説明は一切ない。きっと教室でのテキストとして使うことを想定しているのだろう。個人での学習には不向きだと思えた。ただ各数学の概念の解説を読むだけでも学校数学の復習になるし、オートマトンといった離散数学特有の考え方も理解できたのは収穫であった。2020/02/24