内容説明
「低周波音」が持つ正と負の両面を紹介した。正の側面ではゾウが会話をしてクジラが歌う低い音の不思議な世界や、最先端の実験設備・対策・音の利用技術について雷やパイプオルガンなどの身近な例を交えながら解説した。負の側面では低周波音問題としての調査・研究の歴史と現状について解説した。
目次
第1章 低周波音の不思議な世界(ゾウの低周波音コミュニケーション;クジラのコミュニケーション ほか)
第2章 低周波音の最新技術(低周波音発生装置;ソニックブーム ほか)
第3章 低周波音を利用した技術(超低周波音を用いた核実験監視網;超低周波音を利用した津波、雪崩の検知 ほか)
第4章 低周波音問題の調査・研究(低周波音問題の調査・研究(1985年以前;1985年以降)
低周波音問題と調査・研究の現状)
著者等紹介
土肥哲也[ドイテツヤ]
1995年学習院大学理学部物理学科卒業。1997年学習院大学大学院自然科学研究科修士課程修了(物理学専攻)。小林理学研究所勤務。2009年博士(工学)(成蹊大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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