目次
1 レーダの概要
2 レンジ方程式
3 アンテナ/受信雑音/レーダ断面積
4 変復調方式
5 信号検出
付録
著者等紹介
〓橋徹[タカハシトオル]
1992年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。1994年早稲田大学大学院修士課程修了(電気工学専攻)。1994年三菱電機株式会社入社。2010年博士(工学)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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makio37
8
通信関連技術者からレーダに移る例は多いだろうから、このアプローチは有効と思う。とは言え易しいと感じたのは最初だけ。再読必須。誤警報確率を一定としたとき、検出確率を上げる方法は以下2つ。①確率密度関数の平均値を大きくする=SNRの改善。slow time信号処理などのコヒーレント積分が具体策。②確率密度関数の広がりを抑圧する。複数受信信号のノンコヒーレント積分処理が具体策。 その他、謎ワードだったCFAR(受信信号から不要信号の統計量を推定。適応的にしきい値設定して誤警報確率を一定化)の意味も知れた。2024/01/08