内容説明
このたび多種にわたるセンサ材料に関し、重点的に研究開発が進められている分野を選び、高機能センサ材料の開発状況と関連技術の調査・分析を目的として「高機能センサ材料調査専門委員会」が設立された。本委員会は平成4年10月発足から平成7年9月解散に至るまで、18回の委員会による23件のヒアリング調査、3回の研究会開催および平成5年7月にはC部門大会の1セッションを企画し、最先端の研究開発動向の調査・分析を実施した。これまでの委員会の成果報告書は所期の企画どおり単行本にまとめ、このたび出版の運びとなった。本書は、3年間の委員会活動をもとに、1章「電気磁気センサ」、2章「光・放射線センサ」、3章「化学センサ」について、大学および大学院生と企業における若手研究者を対象として、材料、動作原理、センサの種類および使用例についてまとめ、先端の技術および開発動向が容易に理解できるようにしている。
目次
1 電気磁気センサ(基本原理;センサ材料;センサの種類と応用)
2 光・放射線センサ(光・放射線センサ材料と検出原理;各種光センサ;光センサの応用)
3 化学センサ(化学センサの基礎;化学センサ材料;各種化学センサ ほか)