内容説明
本書は大学1、2年学生用に書かれた回路理論に関する入門書である。回路理論は電気系学生にとって電磁気学とともに必ず修得しておかなければならない必修の科目である。本書は、筆者の一人が長年大阪大学工学部で行ってきた講義ノートをもとに、それに追加と改修を加えてまとめたものである。パルス回路などに見られる過渡的な時間応答に焦点を当てている。
目次
1 過渡応答の基本解法
2 ラプラス変換
3 ラプラス変換による回路解析
4 線型回路の応答
5 1ポート回路
6 2ポート回路
7 状態方程式による解析
8 分布定数回路