出版社内容情報
「天下人になれ。おれがてつだってやる」人質として生き、何ごとにも自信がもてない気弱な家康の前に突如あらわれたのは、「武士になることを夢見る」強気な忍者、服部半蔵。この日から、天下取りを目指す二人の長く険しい戦いの日々がはじまる。乱世を生き抜き、戦国時代を終わらせた二人の激闘を描く物語。
内容説明
「おい、家康おれが天下をとらせてやるよ」気弱な主君と高飛車な忍者の最強!?タッグ誕生!戦国の世の頂点をめざす戦いが、いま始まる!!
著者等紹介
小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
60
3月発行予定の下巻を待ってとも思ったが表紙のカッコ良さに抗しきれず読んでしまった。遠田志帆さんの挿画もめっちゃ素敵♪巷で話題の家康を何で読むか迷ったが今回は児童書で。夢はでっかく知恵は後からついてこい!の鼻息荒い半蔵少年とオドオド内気な人質時代の家康君との最悪な出会いから徳川家の主として自覚を持ち始めた途端に武田にコテンパンにボコされた三方ヶ原の戦まで。半蔵と武田の霧丸との攻防も先が楽しみ。戦国と言う常に戦が日常から離れない時代の中で若者たちが自分なりの成長を模索する姿を冒険譚の味付けで描く。高学年から。2023/02/23
東谷くまみ
33
いやー、遠田志帆さんの絵ってきれいだなぁ。前に時代モノの装画も担当されてたけど、挿絵はなしだったから今回は絵も堪能😊家康、めっちゃ美少年じゃん!ネットでは叩かれてる大河だけど、私は結構好き。松潤はそんなに好きではないんだけどね🤭弱さや優しさ、迷い、揺らぎ。こちらの本でもそんな人間らしい部分がクローズアップされてて、そうだよなぁだってこの子14歳だよ!?って思う。服部半蔵から見た、家康の天下取りまでの道のり。どんな風に成長していくのかな、下巻も楽しみ🎶2023/03/16
さわ
13
服部半蔵目線での徳川家康の天下取りの物語。上巻は元康との出会いから武田信玄死亡まで。 半蔵をはじめ、家康、忠勝、榊原みんな若い!家康が弱虫で、忠勝が礼儀正しく、半蔵は自信家なのが面白い。 児童書なので、歴史物初心者でも読みやすいです。 #NetGalley2023/01/18
サラサラココ
3
歴史小説をあまり読んでいない子どもも一気読み。台詞はわりと現代調。2023/04/15
ハニワ
2
初読み作家さん。面白かった!ただ忍びが好きで、手にしました(笑)あとで、児童向け作品と知りましたが、大人でも全然楽しめますね。半蔵の忍びというより、家康とともに武士でありたい思いがなかなかよかった。小前亮さん、はまりそう。 2023/09/01
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