内容説明
元禄地震、富士山宝永噴火、浅間山天明噴火、安政江戸地震など。
目次
安土桃山時代
江戸時代初期
江戸時代中期
江戸時代後期
著者等紹介
伊藤和明[イトウカズアキ]
1930年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。東京大学教養学部助手、NHK科学番組・自然番組のディレクター、NHK解説委員(自然災害、環境問題担当)、文教大学教授を経て、現在NPO法人防災情報機構会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みなみ
9
安土桃山時代から江戸時代にかけての日本の災害。地震が多い、火山は噴火する。火山噴火により異常気象になり飢饉も起こる。昭和の戦後は地盤が安定していたんだなあと改めて思った。安土桃山時代の地震は歴史ドラマにも出てくる。元禄地震は関東大震災より規模が大きかったようで脅威。江戸時代末期には安政東海地震・南海地震や江戸直下型地震も起きているので、時代は激動し大地も揺れていたのだから、さぞかし政情は不安定になりそうだと思った。2024/06/28
TAGO
5
学校で習った日本史の年表とは異なり、 災害にフォーカスした 年表や地図を確認しながら 災害の歴史を辿る絵本。 安土桃山から江戸時代の約300年間で 大きい災害だけでもなんと多いことか。 地震、津波、台風、火山の噴火 のべつくまなく襲ってくる。 「過去に起きたことは必ず未来にも起こる。 過去の災害を知り、未来に活かそう」と まえがきにもあるように 「災害の歴史を学ぶ」のは 災害大国日本に暮らす私たちには 必修科目なのではと思った。 2022/03/19