出版社内容情報
タミーは、小学3年生の女の子。去年弟が生まれ、お父さんもお母さんも弟だけかわいがるのがおもしろくありません。9歳の誕生日に、タミーは古道具屋で赤いトランクを手に入れます。じつはそのトランクには不思議な力があり、タミーはマジシャンのいる不思議な世界に引き寄せられてしまいます。そこでの不思議な体験を通して、タミーはちょっぴり大人になりました。「ありがとう」ということばの大切さも知ったのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
30
魔法のことばは、気持ちのこもったことばなんですね。2024/08/17
紅子
8
なんとなくちびまる子ちゃんのテーマソングが頭の中に流れる……2023/03/14
HNYYS
3
図書館本。マジシャンは魔法の言葉を唱えて、周りを驚き・笑い・喜びに導くのは当たり前。でも、魔法の言葉は、マジシャンだけではない。気持ちが塞ぎこんでいる人、ここ一番の状況にいる人、目の前の人を手助けしたい時、などその時・人・状況によって力を与えてくれる言葉があるんだよなぁと自分なりに深読みしてしまいました。お話自体はサラッとしていました。2020/07/29