出版社内容情報
先人が生きた戦争の時代。詩人たちは今も残る戦争の影を痛恨をこめて詩に結実させた。井上靖、金子光晴、峠三吉、原民喜、山之口獏、与謝野晶子、他。
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
目次
仮繃帯所にて(峠三吉)
野うさぎ(鳥見迅彦)
君死にたまふことなかれ(与謝野晶子)
米(天野忠)
水ヲ下サイ(原民喜)
挨拶(石垣りん)
雨の降る品川駅(中野重治)
母よ誰が(黒田三郎)
わたしが一番きれいだったとき(茨木のり子)
帰郷(阪本越郎)
友(井上靖)
鮪に鰯(山之口〓(ばく))
戦争(金子光晴)
ひぐらしのうた(金井直)
灰の水曜日(堀口大学)
著者等紹介
遠藤豊吉[エンドウトヨキチ]
1924年福島県に生まれる。福島師範学校卒業。1944年いわゆる学徒動員により太平洋戦争に従軍、戦争末期特別攻撃隊員としての生活をおくる。敗戦によって復員。以後教師生活をつづける。新日本文学会会員、日本作文の会会員、雑誌『ひと』編集委員。1997年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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