内容説明
世界の天と地が逆さになり、毒の川が流れるときわたしたちはふたたび戦わなくてはならない。生きのびるために―。生きるため、犬たちは大地を駆ける!「ウォーリアーズ」のエリン・ハンター待望の新シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいと
29
スイートが群れの仲間を助けるために保健所に戻った後、どうなったのかが知りたいと思いました。最初の方はラッキー(【孤独の犬】)と【囚われの犬】の間でケンカみたいなのがたくさん起きていたけど、さいごのときにはもう大丈夫だったのがよかったと思いました。昔は人に飼われて狩りの仕方もわからなかった犬が今は出来るのがすごいと思いました。2015/12/16
紅子
14
言い回しが独特だったり、不思議なこの世界についていけないかも…と思いながらも、最後には次が気になる(シリーズもの)。なんかずるい。2022/06/16
サラサラココ
8
こども自身が見つけた本。犬のサバイバル1巻目。2021/08/23
円盤人
7
大地震により人間が立ち去った町。野良犬狩りの車から逃走した「孤独の犬」ラッキーは、成り行きで飼犬たちの指導者的存在となり、烏合の衆でしかないコリーやマルチーズ、シェパードらの集団に、犬の本能を取り戻させていく。その過程でラッキーもリーダーとして成長していくのだ。人間が放射線防護服を着ているような描写があり、単純な地震ではなさそうだが……? クリフハンガー的展開のまま次巻へ。『ウォーリアーズ』サーガとは異なり、きれいに6巻で完結しているのも◎。あっちは飼い猫が野生化する話だが、構図が真逆なのもおもしろい。2018/10/04
まる
6
面白くてのめり込んで読了。ラッキーはついに群でいることを求めるのか? ずっとずっと以前に読んだ「ウォーターシップダウンのうさぎたち」をしきりと思い出す。イギリス青少年向けの読み物の質の高さに驚かされた本だった。今、あの時と同じ期待を持ちつつ第2巻へ進む。2018/05/13