出版社内容情報
第二次世界大戦期のアメリカ・ハワイ。日系二世の少年マレスケは、よろず屋を営む祖父の元で貧しくも平和に暮らしていた。だが、1941年12月、日本軍による真珠湾攻撃を境に環境は激変してしまう……。
森川成美[モリカワシゲミ]
著・文・その他
内容説明
敵か味方か―。戦争はどっちかにつかなきゃならない。もちろんぼくは、アメリカの側に立っているつもりだ。だけどふしぎなことに、あっちがつかせてくれない。日本はぼくらを裏切り、アメリカはぼくらを疑っている。1941年12月、ハワイ―ぼくらは、ぼくらの国の「敵」になった。
著者等紹介
森川成美[モリカワシゲミ]
大分県出身。第18回小川未明文学賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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