出版社内容情報
軍人となり幾多の戦火をくぐりぬけたマッテオは、ついに自身の出生の秘密と対峙することに。メディチ家の紋章の謎とは!?
内容説明
盗賊の頭領サンディーノに追われる少年、マッテオは、溺れかけていたところをレオナルド・ダ・ヴィンチに助けられ、のちに工房の一員として迎え入れられる。少年は、この巨匠が仕事のときにはいつもかたわらにいることになった。その仕事は、壁画の制作から、飛行実験、死体解剖にまでおよぶものだった。悪名高き征服者、チェーザレ・ボルジアに雇われていたダ・ヴィンチとその一行には、絶えず殺人と陰謀、復讐がついてまわる。それは、マッテオが握っているあるもの―ボルジア家とメディチ家が、なんとしてでも手に入れたい秘密のためでもあった…。ダ・ヴィンチの元を離れ、傭兵となったマッテオ。教皇軍によるフィレンツェ侵攻がせまるなか、友を救うために、最後の戦場へと身を投じる。カーネギー賞受賞作家、渾身の作!
著者等紹介
ブレスリン,テリーザ[ブレスリン,テリーザ] [Breslin,Theresa]
スコットランド生まれ。図書館の司書として働くかたわら、執筆活動をはじめる。1994年にディスレクシアの少年の物語『Whispers in the Graveyard』でカーネギー賞を受賞する。『メディチ家の紋章』は、2007年度のカーネギー賞の候補作となった
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど450点以上
秋川久美子[アキカワクミコ]
東京都生まれ。メリーランド大学日本語教師。英語・日本語教育にたずさわるかたわら、英語圏の小説作品の翻訳活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケイ
mocha
猿吉君
星落秋風五丈原
detu