著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県生まれ。フリーライターとして雑誌や書籍の企画制作などをおこないながら、児童文学作品を発表している。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
J D
81
最近、図書館に行くとYAコーナーでいとうみくさんの作品を探すことが多い。いとうみくさんの作品にハズレがないのがその理由。この「空へ」は中学1年の父親を亡くした少年の物語。幼い妹への愛。母親を助けようと健気に頑張る姿に心を動かされる。「くちば色」と「いつか」がお気に入り。私が中学生の時に出会いたかった作家さん。これからもいとうみくさんの作品読んで行きたい。2024/11/05
ぶんこ
66
読み友さんの感想を拝見して手にした本で初読み作家さんです。小6で父が急逝し、社宅も出なくてはならなくなった陽介君と母と陽菜ちゃん。唯一の男性として、母と妹を守らなくてはと思う陽介君が健気。健気だけれど悲壮感はない。たぶん地域の祭りごとに参加してお神輿を担いでいた父のお仲間がいるからでしょう。私もお祭りやお神輿が大好きなのでキュ〜ン。陽介君おいさっ! 著者の他の作品も読みたくなりました。2016/03/29
アクビちゃん
59
【神奈川県 2018夏のすいせん図書 高学年・図書館】読友さんの感想で気になっていた本でもあります。何度も何度も、込み上げてくるものがありました。急に父を亡くし、頑張って家族を守らなければと奮闘する洋介。頑張るのは偉いよ!凄いよ!でも、もう少し肩の力を抜いて、今を楽しんで~❣と、何度も何度も声掛けた。去年の妹の誕生日は、家族4人で楽しくお祝いしたのに、1年後の妹の誕生日は、2人で忘れてしまう…今あるものが、全て1年後にあるとは限らないこそ、逃げないで、投げ出さないで、頑張って生きましょう〜 おいさっ❢ 2018/06/10
はつばあば
58
ほんと人生は思うようにならないですね・・。神輿を担ぐのが大好きなお父さんが急死。お母さんも葬儀の時は頑張っていたけれど・・やっぱりショックですよね。妹はまだ小さい。自分が頑張って・・と小6で責任を持とうとするなんて・・健気です。と言っても空回りすることもあります。人に甘える・・教えを乞う事も必要。辛い事はいっぱい巷に溢れている。その中で本文の中の母親が陽介に諭す言葉「出来ないことを“仕方ない”ってあきらめるんじゃなくて、いま大事だと思うことを選ぶの」と言葉を紡ぎだしたいとうみくさんは素敵です2022/04/02
はる
49
良かったです。父を亡くしたばかりの陽介。幼い妹と母親との、暖かく切ない物語。読みやすい平明な文章ながら、微妙な年代の少年の葛藤を上手く描いています。どの話もちょっとほろ苦く、重松清さんに似ている感じがしました。2016/03/12
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