内容説明
スプーンをつるした糸を耳に当てると、お寺の鐘の音みたい。本を見て自分でもやってみたくなるかんたんな実験から音の科学を楽しむ。
目次
蛇腹パイプをふって音を出す―ふり回すと、ホワーン
蛇腹パイプをふさぐと―ティッシュ1枚で音がきえるか
蛇腹パイプを吹いてみた―息を吹きこむと音は出るか
ストロー笛を鳴らす―自分で作って吹いてみる
ワイングラスを楽器にする―ふちをこすって鳴らす
スプーンやフォークを鳴らす―金属でできたものの音を聞く
スプーンの音をみんなで聞く―音を伝える方法
音はどのように伝わるか―気体・液体・固体を伝わる
音は波だ―目で見てみよう
音はこだまする―エコーの利用
手回しオルゴールを鳴らす―空気をうまく振動させる方法
著者等紹介
板倉聖宣[イタクラキヨノブ]
仮説実験授業研究会代表。1930年東京の下町生まれ。東京大学で科学の歴史を研究して、1958年理学博士の学位を得て国立教育研究所に勤める。1963年“仮説実験授業”を提唱。1983年『たのしい授業』を創刊。評価論・教育史・発想法など広い分野の研究を推進して、社会の科学の研究・教育にも従事している
小林光子[コバヤシミツコ]
仮説実験授業研究会会員。板倉研究室所員。科学史学会会員。1946年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学教育学部社会科社会科学部社会学科卒。1969年横浜市の教員に採用。研修制度により小学校免許状を取得。2007年定年退職。『ひと誌』を通して“仮説実験授業”と出会い、授業研究を中心にしながら、研究会員として多くの入門・体験講座を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。