内容説明
メンタルマップ、地名の変化、歌枕・色・数字の地名、イギリス・アメリカ・中国の地名、地名の調べ方など
目次
メンタルマップ 自分にとっての地図 地名のイメージ(1)―大山・高山・大川など
地名の方向感覚 地名のイメージ(2)―カミ・シモ・ウエ・シタ・オキ・オク
地名の広がり 地名のイメージ(3)―東京・軽井沢と地点名
願いをこめた地名 地名のイメージ(4)―希望ヶ丘・福富・朝日・栄など
地名の変化 地名のイメージ(5)―武蔵・紀伊・群馬・吉原など
歌枕の地名 地名のイメージ(6)―白河の関・末の松山など
色のつく地名―赤・青・黒・白・緑・黄など
数字のつく地名―三・七・十三・九十九など
イギリスの地名 外国の地名(1)―イング・トン・チェスター・ブルグなど
アメリカの地名 外国の地名(2)―ニューヨーク・ワシントン・メーン・ユタなど
中国の地名 外国の地名(3)―江・河など
地名の調べ方
地名の成り立ちと分析
著者等紹介
黒田祐一[クロダユウイチ]
国立松江工業高等専門学校教授。1959年、島根県松江市生まれ。東京大学大学院(理学系研究科・地理学専攻)修了。日本地名研究所を経て現職。全国に分布する地名について共通する特色を読み解くこと、また地名を通じて、人々がどのように周囲の世界を認識してきたかを探るアプローチを続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかりんご。
1
【図書館】地名の由来を分かりやすく書いた本。たぶん小学生向き。◆普段何気なく見聞きしている地名を、地名のイメージ(自分にとっての地図)、方向感覚、広がり、願いをこめた地名、歌枕の地名、色のつく地名、数字のつく地名についてに分けて解説。国内だけでなく海外(イギリス、アメリカ、中国)の地名の由来も紹介。小学生向きだと思うけど、大人でも充分楽しめる内容でした。このシリーズはどれも面白そうなので他の本も借りたいな。それにしても市町村合併により昔ながらの地名が消滅するのは残念。2022/11/05