内容説明
モグラくんが、ネズミさんの家をたずねました。トン、トン、トン。「おはよう、モグラくん」「おはよう、ネズミさん」「ネズミさん、“ビックリ”することはすき?」「大すき!」ネズミさんは大よろこびです。
著者等紹介
イー,ウォン・ハーバート[イー,ウォンハーバート][Yee,Wong Herbert]
ミシガン州に住み、そこで、子どものための本をたくさん書き、本の絵も描いている
小野原千鶴[オノハラチズル]
上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。幼少時代、アメリカに7年住む。商社勤務を経て、現在は英語、スペイン語の翻訳・通訳の仕事に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
25
ご近所同士のネズミさんとモグラくん。思いやりって大切だよなぁ。へたうまな絵も味わいがあります。2018/09/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
教育出版国語 1年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】2015/06/19
遠い日
6
「ネズミさんとモグラくん」シリーズ1。4話収録。一本のどんぐりの樹の上と下で暮らしているネズミさんとモグラくん。上下のせいで起きたアクシデント。それをお互いに知恵を出し合って解決。隣人から友人になったきっかけでもあります。お互いに全く違う好みを持ち、相容れない部分があっても、気遣いを忘れないやさしいふたり。ボートのオールは2本がいいと気づいてよかったねぇ。2023/02/02
Midori Matsuoka
6
ドングリの木に住むネズミさんとその木の下に住むモグラくん、二人はなかよし。とても息の合う二人だけど、住む環境がちがったり、好みがちがうこともある。そんな時にお互いを尊重してちょうどいいところを見つけて楽しめる二人の関係はとてもすてきだな、と思う。 小さな生き物のなかよし、といえばアーノルド·ローベルさんのがまくとかえるくんを彷彿させるところもあるので、がまくんとかえるくんが好きな子にすすめても良いかも。2021/09/01
猿田彦
5
私の住むドングリの木の下にモグラくんは住んでるの。私が掃除をするとモグラくんの家に埃が落ちて行くことがわかったの。それならと2人で上の部屋から順に掃除した。どちらの部屋もきれいになったね。少し仲良くなったので互いに食事にご招待。慣れない環境と食事でお互いに調子が悪くなったから、ゴメンねの気持ちを込めてサングラスを贈ったら、モグラくんも暗い部屋でも大丈夫なようにローソクをくれた。私たち本当に相手を気遣い思いやるからいつしか大事な友達になって行ったんだよ。友達っていいね。(教科書紹介本)2023/11/29