内容説明
世にも恐ろしい怪物ドラゴンが、火山の大噴火とともに誕生する。バイキングの世界はその恐怖におののいていた。怪物ドラゴンの誕生をはばもうと決意したヒックは、トゥースレスたちと火山島へと向かう。ヒックは、火山の噴火をくい止めて、怪物ドラゴンの誕生をはばむことができるのか…。
著者等紹介
相良倫子[サガラミチコ]
国際基督教大学教養学部卒業
陶浪亜希[スナミアキ]
1969年東京都生まれ。幼少、中高生時代をアメリカ、ドイツで過ごす。上智大学文学部新聞学科卒業。二歳の息子がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆにす
6
アルビンとの対決に火山噴火、ハラハラドキドキしました。ヒックのお母さんがとても魅力的ですね。避難リュックはエルマーの冒険をちょっと思い出しました。最後まであきらめない、子どものありのままを肯定する物語の背骨が好きです。2017/11/13
ヴェルナーの日記
6
本シリーズの5作目。前作が極寒の物語に対し、本作では灼熱の物語。バーク島近くのラヴァラウト島の火山活動を再開し、100年に1度という暑さが島を襲ったのだった。しかし、悪い出来事は重なるもので、今まで見たこともない凶悪ドラゴン。Xターミネーターが襲ってきた。しかも、このドラゴンを操るのは、もはやヒックの宿敵ともいうべき、あいつだったのだ!!このまま火山が活動すれば、数万という数のXターミネーターどもが卵から孵化してしまう。それを止めるには、ファイヤーストーンを火山に投げ入れるしかない(どこが見た設定だな)。2014/11/04
アイアイ
5
猛暑のバーク島のむさ苦しさが生々しい、ドラゴンの背に乗る授業は映画に近いものでした。回想だけどヒック母とその元カレ登場。冒険の中で明かされる切ない物語・・。一気に年齢層上がりましたね!ゾンビ並のアルビンすごいよアンタ!▷図書館2014/10/07
mikimikimini
2
ヒックがどんどん頼もしく成長しているので、読んでいて楽しくなってきました。一方で、アルビンのしぶとさには驚きます。今度はどんなふうに登場するのかな。アニメシリーズのストーリーは原作の一部を取り上げている感じですね。2015/06/17
inr
2
ファイヤードラゴンの存在感に圧倒された。スケールがでかい!相変わらずアルビンは「さて次はどうやって戻ってくるのかな」と楽しみになるくらいの不死身加減。もはや復讐が生き甲斐になっているのでは…。2014/11/30