内容説明
インディゴの学校生活は、とっても楽しいってわけじゃない。ワルガキ連中の赤毛のリーダーがいるから…。アメリカからの転校生トムの出現が、インディゴの生活を変えていく。一方ローズは、パパに家に帰ってもらおうと大奮戦!カッソン家の長男・インディゴと末っ子ローズをめぐる物語。ウィットブレッド賞受賞作『サフィーの天使』から一年。カラフルでパワフルなカッソン家ふたたび登場。
著者等紹介
マッカイ,ヒラリー[マッカイ,ヒラリー][McKay,Hilary]
イギリスのリンカーンシャー、ボストン生まれ。4人姉妹の長女。セント・アンドリュース大学で動物学と植物学を学ぶ。デビュー作『夏休みは大さわぎ』(評論社)で、1992年度ガーディアン賞を受賞。『サフィーの天使』で2002年度ウィットブレッド賞(児童文学部門)を受賞。現在、夫とふたりの子どもと共にダービシャー在住
冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学などの翻訳、紹介に従事。鎌倉市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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timeturner
3
崩壊家庭の話でおまけに苛め問題まで出てくるのに、この元気で楽しい雰囲気ときたら。普通の家庭なんて退屈で面白くないとさえ思えてくる。こんな話を訳してみたいなあ。2014/06/14
そら@真面目にダイエット中
0
学校で、いじめられてるインディゴは、転校生と友達になるのだけど、その友達は色々な問題を抱えていて、日々あたふたと大変。そこに、インディゴの妹ローズも加わり、更に大混乱に。インディゴの妹ローズが、ストーリーに良いアクセントを付けているなぁと思います。友情関係や家族関係など、複雑な問題を重たい雰囲気を漂わせることなく、愉快で爽やかな雰囲気を漂わせている、読みやすい一冊です。2010/02/24
Oke
0
学校でのいじめ、両親の別居などは子供にとって辛いこと。それを克服するのが本書です。2007/12/03
くもりーな
0
続きが気になる2008/09/11
anxi
0
仕事2008/08/21