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出版社内容情報
「もう、うそはつかない」と誓いながら、しょうこりもなくうそをつくウルフ少年。ところが作文の時間にりっぱな文章を。2編収録。 小学校高学年~一般
内容説明
13歳、うそをつきまくる。14歳、文学の才能が花ひらく。スウェーデンの少年時代をユーモアたっぷりに描く自伝的短編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
5年生ブックトーク授業 テーマ【国語科単元 雪わたりから、宮澤賢治作品の多読と図書すいせん会に向けて】スタングの自伝的短編といわれている。2編。「はっきり言って、13歳にしては、ぼくはウソをつくのが上手い」という主人公。家では優等生、学校では問題を起こす。それが親にバレ家出します。はた こうしろうさんのイラストは鉛筆画だそうです。2018/11/21
魚京童!
13
スウェーデン語がわからないけど”天才”なのか?2014/09/26
ヨシ
10
作者さんの自伝的小説。想像力と嘘は紙一重なんだね。2023/07/15
ももちゃん
9
二話収録されている。『うそつきの天才』は思春期男子の健全な問題行動?笑笑 という印象のお話し。ウルフ少年の自伝的色合いが強いとあとがきされている。我が家の息子もよくウソをおつきになりました 『シェークVSバナナ・スプリット』これはウソとは ちがう。14歳少年の優れた才能。 仲間と切磋琢磨して高め合う。読後感良いです。2017/04/20
ひろみ
9
これ、とてもいいです。2篇収録、どちらも大きな意味で言えばテーマとして嘘を扱っているけれど、1篇めは所謂怪我の功名、もしくは親の心子知らず、といったところで大変微笑ましく、2篇めは作文嫌いの子どもが読んだらきっと、想像することと創造することの楽しさ、難しいことじゃないんだ、と気づかされるのでは。2篇めで私は思わずホロリとしてしまいました。著者のことを何も知らずに手にした本だったけれど、著作たくさんあるようなので他のも読みたいです。小さい子へのプレゼントにもよいのでは。2017/03/09