ショート・ストーリーズ<br> 小さな男の子の旅―ケストナー短編

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ショート・ストーリーズ
小さな男の子の旅―ケストナー短編

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  • サイズ B6判/ページ数 63p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784338133012
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8397

出版社内容情報

入院中の母親を見舞いに行く男の子の姿を描いた表題作,父親の再婚に戸惑う少女の心を綴った「おかあさんがふたり」の掌編2作。   小学校高学年~一般

内容説明

母を慕う心を綴るふたつの物語。「飛ぶ教室」「ふたりのロッテ」のケストナーの掌編本邦初訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seri

55
「子どもの涙が大人のより小さいということはないし、ずっと重いことだってある」その信念の生きた母と子の絆を描く切なく優しい短編二編。暖かみのある絵が彩りを添えています。病気で手術を受けた母親に内緒で会いにいく男の子の話。新しいお母さんが来ても亡くなったお母さんが忘れられない女の子の話。悲しみに色はない。子どもと大人、悲しみの重みに違いなんてない。でも小さな体で、小さな胸を痛めてる、その姿は大人の胸をうつ。そうやって成長してゆくものなんだって、自分も知ってはいるはずだけど。2014/01/21

tokotoko

53
「エーミールと探偵たち」で有名なケストナーさんの二つの短編が収められています。「小さな男の子の旅」では病気のお母さんのお見舞いに行く、フリッツという少年の旅を、「おかあさんがふたり」では、母を亡くしたマーレーネという少女が、新しいお母さんと向き合うまでを、子どもの気持ちから目を離さずに、書き上げています。寂しがりやだけではなく、ちょっぴり逞しかったりもする「子ども」という存在を、ケストナーさんがとても大事にしていたんだなってわかります。ふんわりとした絵が童話のようです。小さくて可愛い1冊です。2014/08/19

yamatoshiuruhashi

44
いかにもケストナー。淡々とした中に少年、或いは少女の気持ちが映され、子供たちを思う大人が描かれている掌編。永い間を置いての再会だった。2022/01/15

mntmt

26
子どもの弱さと強さと。2017/10/10

みけのすずね

18
男の子がお母さんをお見舞いにいく話と、女の子が新しいお母さんと出会うケストナーの短編。男の子は普段はわんぱくでお母さんを困らせたりもしていたけれど、お母さんがたいへんな病気になって子どもなりの気遣いをしているのかなと感じた瞬間に、かなしく不憫に思う。だから市電に乗せてくれた駅長さんや、泣いてるのをそっとしておくお医者さんなんかが、とてもやさしく思える。とくべつな反応がなくても、子どものこころは嵐の真っ只中。大人たちの、こういうやさしさや理解で子どもはシェルターに入れるんだろうな。2015/04/22

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