出版社内容情報
あるばん、窓からほうきをもったおばあさんが入ってきて、ぼくになにかつぶやいた…。朝、いつものようにママにおこされ、朝ご飯を食べて、むりやりスクールバスにのせられた…はずなのに、ぼくはまだ家にいる。鏡をみると、ネコがうつっていた。たいへんだ! ぼく、ネコになっちゃった! 幼児~
内容説明
あるばんおそく、ニコラスのへやのまどから、とんがりぼうしのおばあさんがはいってきた。ほうきをグルグルふりまわし、なにやらブツブツつぶやいて、それがおわるとでていった。よくあさ、おきてみると…。
著者等紹介
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京に生まれる。1979年はじめてイギリスに渡り、その数年後よりイギリスで絵本を作り始める。ハーウィン・オラム氏とのコンビで作った『ぼくはおこった』(評論社)で、イギリスの絵本の新人画家におくられるマザーグース賞、絵本にっぽん賞を受賞。1983年よりロンドンに住み、絵本作家、イラストレーターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
28
自分がネコになってみたら、学校なんて行かなくていいんだ、なんて思ったら、なんともネコも楽じゃないことを痛感する絵本です。 ネコはこんなことをしているんだという、ちょっと意地悪な観察が冴えています。 面白おかしいお話ですが、自分はやっぱり人間の方が良いです。2021/01/16
Cinejazz
21
〝ある晩おそく、寝室の窓からとんがり帽子のお婆さんが入って来た。ホウキをグルグル振り回し、何やらブツブツつぶやいて、それが終わると出ていった〟・・・いつものようにお母さんに起こされ、朝ごはんを食べ、スクールバスに乗せられた…はずなのに、ぼくはまだ家にいる。あわてて鏡を見ると、<ネコのレオナルド>が映っていた。「たいへんだ! ぼく、ネコになっちゃった!」・・・イギリスで活躍する絵本作家<きたむらさとしサン>による、愉快な化ネコ騒動の絵本。 絵も綺麗です。2023/01/25
anne@灯れ松明の火
20
隣市で。平置きしてあって、インパクトがあった。『ミリーの…』が素敵だったので、手に取った。人間のニコラスと飼い猫のレオナルド。魔女の魔法で、朝起きたら、入れ替わっていた。初めは単純に喜ぶが、猫も案外大変だとわかってくる。その上、人間になったレオナルドの行動にはママびっくり! オチは想像もできなかったなあ(笑) あの後、どうなったのかな?2014/09/17
こふみ
18
いきなりやって来た魔女のミスで、飼い猫と入れ替わっちゃって…。クスクスっと笑えて、最後はアレっ⁉となるお話です。2024/06/27
魚京童!
17
なんだこれ。こういうの好きだな。間違っちゃっただけ。誰も謝ることがないし、要求することもない。ただありのまま世界が変わってしまっただけ。それを受け入れるしかない。ラノベの世界だな。魔法使いがきて、魔法をかけられちゃった。小説は重厚長大である必要もないけど、魔の山を映画化するってできないよねって思ったらしてた。流石だよね。何がいいたかったか忘れた。こうやってネットに囚われているんだろうね。すぐ調べられるから、調べている間に何がいいたかったか忘れる。どうでもよくなる。そして文字数が来る。2020/03/23
-
- 電子書籍
- 週刊東洋経済 2015年7月25日号 …
-
- 電子書籍
- マリアの城 2 マーガレットコミックス…