魔女のえほん カプチーヌ

グレバン，タンギー【作】〈Ｇｒ´ｅｂａｎ，Ｔａｎｇｕｙ〉/グレバン，カンタン【絵】〈Ｇｒ´ｅｂａｎ，Ｑｕｅｎｔｉｎ〉/江国 香織【訳】

小峰書店（2003/10発売）

• サイズ B4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 27cm
• 商品コード 9784338119016
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

お父さんの大きなあやまちによって、魔女に呪いをかけられ、背丈がちぢんでしまった女の子、カプチーヌ。友だちの野ネズミやウサギの力を借りて、魔女メガンのお城へ向かいましたが、そこでは、チビウサギのハリーがつかまってしまい……。ベルギーの楽しい魔女の絵本。　　　小学校低学年～

内容説明

お父さんの大きなあやまちによって、魔女に呪いをかけられ、背たけがちぢんでしまった女の子のカプチーヌ。友だちの力をかりて、魔女メガンの城に向かいましたが…。

著者等紹介

グレバン，タンギー［グレバン，タンギー］［Ｇｒ´ｅｂａｎ，Ｔａｎｇｕｙ］
１９７４年、ブリュッセルで生まれる。劇場で、写真家・フィルム制作・メーキャップなどの仕事にたずさわる。その後、映画製作の仕事をてがけている

グレバン，カンタン［グレバン，カンタン］［Ｇｒ´ｅｂａｎ，Ｑｕｅｎｔｉｎ］
１９７７年、ブリュッセルで生まれる。ブリュッセルでイラストの勉強をし、１９９９年より１５冊以上の絵本を出版している。あたたかさあふれるイラストが人気で、各国でつぎつぎと翻訳出版されている

江国香織［エクニカオリ］
１９６４年、東京都生まれ。目白学園女子短期大学国語国文科卒業後、アメリカのデラウェア大学で詩を学ぶ。１９８７年『草之丞の話』で毎日新聞社花いちもんめ童話大賞、１９８９年『４０９ラドクリフ』でフェミナ賞を受賞。『こうばしい日々』で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞受賞、『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞を受賞。２００２年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞を受賞。絵本の翻訳や詩作も広く手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[ゆうゆうpanda]

お父さんがちょっと欲をかいてしまったために、小さくなってしまった女の子。カップに入っちゃうくらい小さいからカプチーヌ？一緒に冒険する小動物達がカワイイ。ウサギ野ねずみウズラ、コウノトリ、蜂、名前も凝ってる。絵札揃っちゃった感じ。でも、長編を意識して書いたプロットでしょう？と思うような内容。実に勿体ない！カンタングレバンの絵が優しくて素敵。江國香織の訳が生真面目で素敵。ニルスの冒険のごとき空の旅。ワクワク！あれ、帰りはどうやって帰った？はて？もう一度言う。勿体ない！是非とも長編アニメーションでお願いします。

2015/11/29

[小夜風]

【図書館】江國香織訳｢魔女のえほん(全３冊)｣のうちの１冊。カンタン･グレバンの絵目当てで手に取りました。作者はタンギー･グレバン。ご夫婦？関係とか判らなくて気になる(笑)。25頁にしてはお話が壮大。絵が可愛らし過ぎて、お話の壮大さに合ってないような気もしましたが、小さな女の子が冒険するのはワクワクしました♪お父さんひどいわ～。

2014/07/28

[nyanco]

カンタン・グレバン祭り中。やっぱりこの画風はいいな～、動物が可愛いし！！細かいところまで描かれたグレバンの絵を堪能！作家のタンギー・グレバンさんとはご夫婦なのかしら…？訳は江國香織と贅沢な一冊。勇気を振り絞っていった魔女の家でのエピソードがあまり無かったのが少し残念。魔女との絡みがあれば、なお一層ドキドキ感もあって楽しめたかも。呪いが解けて、能力が無くなってしまったのは少し残念だけど、続編が楽しみです。

2011/02/10

[みさどん]

恐れおののいている表紙絵に魅かれた。魔女と再び出会ったシーンなのだ。お父さんの失敗で、魔法により小さく小さく育ったカプチーヌの物語。魔女が今風の女の子で怖ろしくないのが残念。魔女なんですから！生き物と心通わせ、同じ目線で動けるってうらやましくもある。魔法がとけると、その力もなくなるってそりゃあそうだ。正直であれって教えられるかな。

2016/07/27

[花林糖]

グレバンの優しく可愛い絵がとにかく素敵で、動物達も皆とっても愛らしい。しかし両親（特に父親）酷いなぁ。

2015/11/10