出版社内容情報
自然観察の達人・谷本雄治さん初のキケン生物本! ハチやヘビ、マダニなどマストな生きものから、意外に知らない有毒植物まで、104の生物をたっぷり紹介します。まさかのときの対処のしかたは、ひと目で分かるイラストに! 野外活動や保健室でしっかり使えます。
スズメバチやクマなど注目の生物については、専門家にもインタビュー。最近の動向を分かりやすくお伝えします。さらにカミツキガメやナガミヒナゲシなど、話題の外来種もきっちりと! 動物・植物・外来種……。一冊で3度おいしい充実の図鑑です。
課題図書・すいせん図書多数の谷本さんの文章だから、よみものにも最適! スイスイ読めて、オヤジギャグにもクスリ。蚊柱や不快害虫などを取り上げたユニークな特集ページや、自然観察のポイントがつかめる豆知識もふんだんに。
どこを開いてもおもしろい! ほんとうに役立つ知識は楽しく学んでこそ。学校図書館・公共図書館にピッタリの一冊です。
内容説明
ハチが飛んできた、草の汁が手についた、なにかを踏んづけてしまった…。自然とふれあうなかで、不安になったことはないかな?そんなときにはこの本を開いてみよう。ご近所のあんな虫、こんな草とのトラブルの避け方を、自然観察の達人・谷本雄治さんがしっかり伝授するよ!気になる外来種や、街に進出する動物のこともくわしくわかる。マナーを守ってつき合えば、自然ってすごくおもしろい。さあ、楽しく学んで、キケンからさっと身をかわそう!
目次
第1章 家のまわり(家のまわりのキケンな動植物;動物;植物)
第2章 野や山(野山のキケンな動植物;動物;植物・菌類)
第3章 水辺(水辺のキケンな動植物;池や川などの動物;池や川などの植物)
キケン!新聞
クローズアップ!
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
プチ生物研究家・児童文学作家。1953年、名古屋市生まれ。身近な動植物や農業をテーマにした作品を多く手がける。おもな著書に『ぼくは農家のファーブルだ』(岩崎書店、第46回青少年読書感想文コンクール課題図書)、『カブトエビの寒い夏』(農山漁村文化協会、第48回青少年読書感想文コンクール課題図書)、『天の蚕が夢をつむぐ』(同、第34回読書感想画中央コンクール指定図書)などがある
一日一種[イチニチイッシュ]
イラストレーター、技術士(環境部門)。元野生動物調査員。野生生物の魅力を伝えようとマンガ・イラストの執筆に取り組む
貝津好孝[カイツヨシタカ]
福島中医学研究会会長。薬剤師、鍼灸師。1954年、福島県生まれ。東北薬科大学卒業。赤門柔整専門学校卒業。福島県伊達市で漢方薬の店を経営する。薬草だけでなく、きのこ類にも詳しい。日本冬虫夏草の会の副会長もつとめる
三田村敏正[ミタムラトシマサ]
水生昆虫研究家。1960年、東京都生まれ。東京農工大学農学部蚕糸生物学科卒業。トンボや水生昆虫の研究をおこない、特に東日本大震災後の福島での生きもの調査に力を尽くす。また、蚕・ヤママユなど農業関係の昆虫利用にも取り組む。子どもたちを対象にした観察会、ウシガエルの駆除活動などにも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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