出版社内容情報
ユカラをかたることで病気をまきちらす神,パヨカカムイから村を救った狩りがへたで,貧しいアイヌの男の話。CGで描く。第6回日本絵本賞 小学校低学年~中学年
内容説明
わたしはかりのへたな、まずしいアイヌでした。でもひとつだけ、ユカラをかたるのがとくいでした。ある日、病気をまきちらす神、パヨカカムイが、村にやってきたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Smileえっちゃん
40
図書館本。私は狩りの下手な貧しいアイヌ。得意な事はユカラを語る事。ある日病気をまき散らす神、パヨカカムイがやって来た。パヨカカムイは私のユカラを気にいってくれ仕事も忘れ去って行く。アイヌ民族に語り継がれる昔ばなし。その夜は夢の中に現れたパヨカカムイ、大切な言葉を語ってくれたのです。貧しくても、よいこころをもっていれば神さまは見ていてくれると言うことを教えてくれていますね。このお話しは萱野茂氏も子供の頃、父達が語るユカラを意味もわからず夜中まで聞いていたとか。1人でも多く方にアイヌ民族の事を伝えたいと。2024/03/25
gtn
24
ユカラを始めとするアイヌの口承文芸が、自然への畏敬であることが分かる。また、単に自然を畏れるのみならず、神の居場所を作ってやったり、神のお告げを借りて伝承者の地位を上げたりと、したたかさも見せており、人間をちっぽけな存在に貶めていない。2020/09/21
みさどん
16
アイヌの民話なので名前や現象が独特。神がかりな出来事や信仰を貴ぶ精神が根強い。邪悪なはずの神も、村を避けてくれればありがたいものとして大切にするという考えも一理ある。まさに信じる者は救われる。ちっともそんな気持ちを持てない私は信仰心というものから遠い。2026/03/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
アイヌ民話。男は狩りは下手でしたが、ユカラを語るのは上手。ある日病気をまきちらかす神パヨカカムイが村にやってきました。その時男は…。 【第6回日本絵本賞】 9分2023/08/03
舟江
9
アイヌ民話。伝承されてきた物語には、それなりの重さがある。狩りは下手だが、語りは上手。まさに、現代の風刺のようなストーリーだ。2020/12/23




