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出版社内容情報
天にのぼった娘と、白い馬がおとうにおくったのはカイコ。オトウガクワの木でつくった神はおしらさま。カイコの神はおしらさまです。第22回課題図書 小学校低学年~中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
53
図書館にて。京極さんの絵本より素朴な味わい。娘と馬、娘と父の愛情が際立つ。2018/12/22
ちえ
44
遠野物語の中で語られる美しい娘と美しい若馬の異類婚姻譚。京極夏彦の絵本遠野物語より、幻想的で、娘と馬の優しさが表現されている。丸木俊さんの流れるような絵が好きだ。「遠野物語」から「おしらさま」、「お蚕さんから糸と綿と」と繋がり、また「おしらさま」へ(o^・^o)2020/09/23
遠い日
17
遠野の民話。悲しく美しい恋の話。娘をだいじに思うあまりの暴挙は、結局娘を破滅させた。幸せとはなんだろう。そして、それでも親を思う娘の気持ちに打たれるのだ。2016/03/15
文吾
16
★★★★★/図書館本、絵本。東北の民話。美しい娘と馬の恋物語。異種婚姻譚が好きです。「いつのまにか はなれられんなかになった」っていう所が特に好き。怒った親が馬を殺し、悲しんだ娘も死んでしまうけど。ちょっと泣きそうになった。2017/06/13
ヒラP@ehon.gohon
12
遠野物語の中で語られるお話です。 娘と白馬の恋物語という幻想的な内容ですが、二人を引き裂こうとして娘を失った父親も哀れです。 白馬と娘の化身として地上に戻ったのは蚕。 蚕から生まれる白銀の生糸と結びつくところが、遠野の世界なのでしょうか。2017/02/11