日本のえほん<br> そばうちばば

日本のえほん
そばうちばば

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  • サイズ キガイ判/ページ数 1冊/高さ 24X25cm
  • 商品コード 9784338016278
  • NDC分類 E

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なにょう

14
図書館で見つける。表示はおばあさんの影と蕎麦の実。なんとなく、「そばうちばば」という妖怪?お化け?の話かと思った。★実際は、ある村のあるおばあさんの蕎麦作りのお話。今はおばあさんの絵も可愛らしいものが多いけど、このおばあさんの絵は、ほんとうに田舎のおばあさんだ。おばあさんが毎年、毎年、蕎麦を作って子どもたちに振る舞うわけが、また悲しい。でもそういうことはありそう。★蕎麦作りの話は美味しそうだし、おばあさんの暮らしは質素だし、何より絵が良い。おすすめ。2023/10/14

ヒラP@ehon.gohon

14
おばあさんがうつそばは、戦争に行って帰ってこない息子への供養のそばなのでした。そばを種から育てて、命日にそばをうって子どもたちにふるまうおばあさん。哀愁を覚えます。2020/06/23

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

8
ばばは大安の日を選んで蕎麦を蒔き、秋に振る舞う手打ち蕎麦。戦争に行ったまま帰らぬ息子のために今年も供えるのでした。2019/06/27

ツキノ

8
図書館の書庫の絵本を読もうキャンペーン・32 文章を書いたはまみつをさんは長野の出身。これは長野のおはなしでしょう。そばうちばばと呼ばれているおばばがそばの種をまき、収穫し、そばをひいて打って振舞うまで。作物を作るってこういうことか…そしておばばの息子のはなしが悲しい。2017/05/08

timeturner

6
種を懐に入れて温めるところから始まり、実った蕎麦を収穫し、打って、手伝ってくれた村の子供たちに食べさせる。こんなふうにして過ぎていく一年が、この老婆にとってどういうものなのかが途中でわかって、なんとも言えない気持ちになる。食育だけの本ではないところが素晴らしい。鈴木義治さんの絵は地味なようでいて明暗や構図で登場人物たちの心の中まで見せてくれる。月夜の晩に、息子と向かい合って蕎麦の実を挽く見開きの絵が美しかった。2022/09/27

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