出版社内容情報
ありんこぞうって、なんだろう? ないしょだよ。それは、カズくんがみつけた、ふしぎないきもののことなんだ。ありんこかな? ぞうかな? それとも……。 幼児~小学校低学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
6
この物語の主人公の少年は、新聞の中にちいさなちいさなゾウ、ありんこぞうを見つけます。忙しいお母さんは話を聞いてもくれず、おじいちゃんは跳べなくなった年寄りのノミだといい、おねちゃんはコクゾウムシだと言う。『ぜったいにゾウだよ。せかい一 ちいさい ありんこぞうだ。』子供の目線でものごとを見る。あわただしい日常、忘れていることを思い出させてくれました。小さな男の子が喜びそうな本です。2009/10/26
まみ
4
あれっ! じがうごいた。ひらがな全部とカタカナ少しを読めるカズくんが新聞を読んでいたら「象」という字が動き出し・・・虫めがねでよくよく見てみたらそれはちいさなちいさな象。カズくんが家族みんなに相手にしてもらえなくても、自分だけの象に小屋を作り食べものもあげて大切に大切にする様子に、大人から見たら取るに足らないものを自分だけの価値観で見つめる小さい子の気持ちがよく現れていました。最後、「もしかしたらこの本の中に隠れているかもしれませんね」→次のページ、あっ、いた!というのに子供が大喜びしていました。2009/12/04
こどもふみちゃん
1
4・5・6・7・8歳向け。 『こぶとりたろう』が面白かったので同じ作者の物ということで借りてみた。 新聞を読んでいたらありんこみたいに小さいゾウ・・・ありんこぞう がいて・・・?? うん、まあまあ。2011/01/13
jeje
0
檮原図書館2019/06/07