内容説明
本書は、高校生が文化祭発表として取り組んだ三つの「調査・研究活動」の記録である。その活動を通して、彼らが一体何を見、何を感じ、何を学んだか。そしてまた、学級担任として寄り添った著者が、その姿を見て、何を感じとったか。それらを記録した実践記録集である。
目次
第1章 人間ってすごい―阪神大震災「被災障害者の声」を聞く(震災をやろう。神戸に行こう;現地30人の被災障害者に聞く。人間ってすごい ほか)
第2章 心の壁が壊れる日―韓国で高校生と交流、戦争の傷痕を調べる(取り組もうよ。一週間の激論;「えっ!朝鮮人?」昔もいまも ほか)
第3章 私たちの町にも広島・長崎があった―地元・知多半島に在住する原爆被爆者35人の体験を聞く(先生、聞き取りはすごいよ;知多には被爆者一〇〇人以上 ほか)
第4章 活動に思うこと―文化祭の再構築を(「調査活動」は「生きかた」発見の旅;文化祭の再構築を)
著者等紹介
橋本英幸[ハシモトヒデユキ]
1940年生れ。現在、日本福祉大学附属高校教諭。教育科学研究会全国委員。愛知県私立学校教職員組合連合副委員長
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