人と教育双書<br> 斎藤喜博 授業の展開 (新装版)

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斎藤喜博 授業の展開 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784337680050
  • NDC分類 375
  • Cコード C3337

内容説明

この本は今や授業の実践と研究では“伝説”の存在になりつつある斎藤喜博の授業に関わる三部作の三作目のもので、もっとも内容が豊富で、理論的にも実践的にも最重要な書となっている。

目次

授業展開の科学生と人間性(人間が授業展開の主体だ;教育科学と人間の問題 ほか)
展開を保障する条件(授業展開の意味するもの;単純化と方向性 ほか)
展開の技術(発問・問い返し・説明;授業の振幅を大きくする方法 ほか)
展開の組織(授業案のたて方;授業の形態 ほか)

著者等紹介

斎藤喜博[サイトウキハク]
1911年3月20日群馬県佐波郡芝根村川井に生まれる。1923年3月芝根尋常高等小学校尋常科を卒業。4月高等科に入学。1930年3月群馬師範学校を卒業。4月佐波郡玉村尋常高等小学校(宮川静一郎校長)へ赴任。1932年6月アララギに入会し、「アララギ」に短歌を発表。1943年3月芝根村国民学校へ転任。1946年6月歌誌「ケノクニ」を創刊。1947年4月玉村中学校へ転任。1949年12月群馬県教職員組合常任執行委員(文化部長)となる。1952年3月教育科学研究会の結成に参加。県教組文化部長任期満了。4月佐波郡島村小学校校長に就任。1963年4月前任校長の急死により急遽境町東小学校に転任。1964年4月境小学校校長に転任。10月教育科学研究会に教授学部会を創設。1965年8月教育科学研究会全国集会に教授学分科会を開設。1969年3月境小学校校長を退職。1973年11月教育科学研究会をはなれて、教授学研究の会を結成。1974年8月宮城教育大学授業分析センター専任教授に就任。1975年3月宮城教育大学を退任(以後1978年3月まで学生、現職教師の指導を続ける)。1981年6月教授学研究の会会誌『事実と創造』を創刊。7月24日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bonbon99

3
学校の先生向けの授業研究に役立つ本だが、研修の講師をする身としてさらに齋藤先生おすすめ本ということで読んでみた。授業の展開として科学的に完璧を目指すのであれば、教師の持つ人間性と専門性、子どもと対峙する心がなければ、その授業が熟成されない。上から目線の講義は自分を低め、自己中心的になるだけで、一方通行になるだけ。今でいう、PDCAサイクルのようなものをこの著者は実践しているし、更に子どもの良い点も引き出している。自分ができることは、その分野での知識の蓄積と、日頃の努力の積み重ねが必要と感じる良書でした。2018/03/03

hituji to tora

1
授業の主体は人間だという言葉が真理だ。近年は「⚪︎⚪︎教育」の乱立で、頑張る若手が混乱し、力を高められず、働き方改革を隠れ蓑に適当な授業をしているベテランが胡座をかいている。特別支援やいじめの対応が大変にはなったが、全て「授業は人である」という捉えで解決できるはず。また、結局は温かい人間関係の上で、教材に隠れる、人類の歴史の叡智という「物語」に、教師と子どもが一緒に没入することが、主体的で対話的で深い学びの実現である。令和になったが、昭和から教育の本質は変わらない。授業がなす芸術性に改めて心酔した。2024/05/05

桜井和寿

0
科学的な原則とか法則とかを基本に教師が持っていて、それを支えにして授業を展開しなければならないが、授業展開の主体はどこまでも教師という人間であるということ、教師の人間の大きさとか豊かさとかが授業展開に影響すると主張されている。こうした考えのもと、優れた授業を追試できる形で残さなかったことへの違和が法則化運動に繋がったのだろうけど、やっぱり表面的な技術の真似だけでは軽薄な授業になるだろうと思った。人間性と専門性を磨いて豊かな人間になろう。そして良い授業ができるようになりたい。2017/03/12

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