出版社内容情報
地域づくり・まちづくりに果たす公民館の可能性と今後の公民館の課題とあり方を明らかにする。コロナ禍と向き合い「学びをとめない」をスローガンに活動してきた千葉県内の公民館実践を後世に向けて記録化し、そこから見えてくるアフターコロナ時代の公民館の可能性を考える。また5年ごとの定点観測資料としての資料的価値を高める。
目次
第1章 コロナ禍を超えて未来を創る公民館の課題(公民館をめぐる政策動向と自治体社会教育の課題;コロナ禍の地域文化と公民館―人間性と文化の危機の時代に抗して;パンデミック下の公民館と学校を結ぶ;公民館建築と住民参加―私の小さな物語;公民館職員をめぐる今日的課題―「つながりづくり)
第2章 暮らしと地域を創る学び(帰ってきた公民館カフェ;子どもの笑顔を地域の力に―子どもお菓子作りリーダー養成講座 ほか)
第3章 災害・コロナ禍のもとで学びを創る(二〇一九年台風・大雨災害に直面した富来田公民館―FAXAI(房総半島台風)に学ぶ
被災・避難所経験から防災力を高める学びへ ほか)
第4章 私の公民館実践史(市民の学びによりそって;市民も職員も共に学び合い生きている;地域に根ざしともに歩んで四〇年;公民館三八年の思い出)
著者等紹介
長澤成次[ナガサワセイジ]
1951年東京都北区に生まれる。1972年東京都立工業高等専門学校卒業後、千葉大学教育学部・名古屋大学大学院教育学研究科博士課程を経て千葉大学教育学部教員(1984年4月~2017年3月)。この間、社会教育推進全国協議会委員長、「月刊社会教育」編集長、千葉大学理事、日本社会教育学会会長、放送大学千葉学習センター所長などを歴任。現在、千葉大学特任教授・名誉教授、成田市・国立市・小平市公民館運営審議会委員、浦安市市民大学学長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 写真家のための光学