内容説明
千葉という地における公民館実践の定点観測ともいうべき方法を大事にしつつ、仲間たちとともに議論を重ねながら公民館の今日的役割と課題を探ってきた。シリーズも5年おきに刊行して今回で5冊目。千葉県内の公民館実践を通して公民館活動の持つ豊かな可能性を示す。第四章は今回新たに設けた章である。
目次
第1章 いま、あらためて公民館の課題を確かめる(公民館をめぐる政策動向と自治体社会教育行政の課題;地域文化を育む公民館 ほか)
第2章 地域が変わる学びの力(若者×公民館×ねこまろ―交流をとおした、地域連携、人づくり;中郷地区の学社連携と地域自治を育む ほか)
第3章 ともに学び・ともに高めあう市民と職員のエンパワーメント(千葉県公連初任者研修の取り組み;「公民館のつどい」から「公民館研究集会」へ―試行錯誤が続く、「公民館のつどい」のその後 ほか)
第4章 私の公民館実践(頑張ろうぜ!つよいぞ千葉!;住民と共につくった公民館事業 ほか)
著者等紹介
長澤成次[ナガサワセイジ]
1951年東京都北区に生まれる。1972年東京都立工業高等専門学校卒業後、千葉大学教育学部・名古屋大学大学院教育学研究科博士課程を経て千葉大学教育学部教授(2000年4月~2017年3月)。この間、社会教育推進全国協議会委員長、「月刊社会教育」編集長、千葉大学理事などを歴任。千葉大学名誉教授、放送大学客員教授、日本社会教育学会会長、市川市社会教育委員、千葉市生涯学習審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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