内容説明
リプロダクティブ・ヘルスは、性や生殖にかかわるあらゆることがらにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも、よりよく自分らしく生きられること。リプロダクティブ・ライツは、自分のからだに関することを自分自身で決める権利。「女性の健康運動」から生まれ、すべての人に保障されるべき人権として国際的に合意されたこの考え方を、女性の生き方にかかわる具体的問題をふまえて解説。
目次
リプロダクティブ・ヘルス/ライツとはなにか
日本のリプロダクティブ・ヘルスとライツを考える(エンパワメント、ナウ!;ピル―わたしたちはどう考えたらいいのか;医療の現場に望むこと;「障害を個性としてとらえたい」;不妊と生殖技術 ほか)
リプロダクティブ・ヘルス ライツ、世界の流れのなかで(「人口政策」からリプロダクティブ・ヘルスへ;インド・マドラス会議;インドネシアのクリニック;教会、国、そして女たち―フィリピン;女性性器切除とリプロダクティブ・ヘルス ほか)