内容説明
自然との共存、人間の連帯を拓く、教育の出発を四半世紀前から追究してきた先駆的思考。
目次
第1部 感情教育の地平(感性を育てる教育をどうみるか―視座の転換;感情教育の課題―考える力と生きる力を;子どもの共存感覚―’50年代の教育実践に学ぶ;根気を育てる教師―問いに向かう意志;自信を育てるとはどういうことか―共同と矜恃;少年期の死生―メッセージとしての子どもの感情)
第2部 教育感情の基層(母の糸車―教育感情の沈倫;夢想の交響―挑みとしての教育感情;ミリタリズムと個のリアリティ―抵抗としての教育感情;嘆きの力―祈りとしての教育感情;はぐれものへの加担―救済としての教育感情;水源を索めて―教育感情の再生と共同)