内容説明
司書教諭の活動時間はない、学校司書もいない、図書館の予算も少ない―学校図書館をめぐる悩みが山積している現場で、様々な工夫をし図書館の活性化を図る先生たち。この本は司書教諭が、校長が、教育委員会が、それぞれの立場でできることを模索し取り組んだ実践報告集。
目次
第1章 学校図書館を活かす司書教諭たちの取り組み(授業がつくる本との出会い;地域学習をどのように進めたか;学校図書館が学びを変える―専任司書教諭としての取り組みから ほか)
第2章 学校図書館を学校経営の中核に据えた校長の取り組み(校長の仕事は教育をつなげること)
第3章 学校図書館を動かす行政・教育委員会の取り組み(島根県の学校図書館活用教育―学びを支え心をはぐくむ学校図書館をめざして;対談「京都市の学校図書館をビフォー・アフター」)
著者等紹介
五十嵐絹子[イガラシキヌコ]
昭和41年より、山形県鶴岡市の専門・専任・正規の学校司書として鶴岡市内小学校5校、中学校2校に勤務。平成15年に学校図書館大賞を受賞した鶴岡市立朝暘第一小学校には平成7年4月より平成19年まで12年間勤務。同校の図書館活用教育のかなめとして図書館活動を支えた。定年退職後、鶴岡市教育委員会、図書館支援業務員として3年間、鶴岡市内の学校図書館支援に当たった。現在はフリーで「学校図書館アドバイザー」として学校図書館の応援をしている
藤田利江[フジタトシエ]
荒川区教育委員会事務局指導室学校図書館支援室主任学校図書館指導員。神奈川県厚木市で小学校教諭及び司書教諭として勤める。平成15年度第6学年担任をしながら、司書教としての授業を137時間展開。その活動をまとめた報告で学校図書館賞奨励賞を受賞。平成19、20年度、荒川区において文部科学省の学校図書館支援センター推進事業に関わる。平成21年度荒川区独自の「学校図書館支援室」に勤務。区内の全学校図書館の支援に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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