出版社内容情報
ヒイラギのかきねの中にひろがるモフカの庭で、オセロは、ねこのためのジャムを作っています。ある日、にじ色トカゲのしっぽを、くいしんぼうのサクラが食べてしまい、たいへんなことに!なんと、サクラのしっぽが光りだしちゃった! もとにもどすには、あるくだもののジャムがいると…。オセロは手に入れることができるでしょうか?
内容説明
ヒイラギの、かきねの中にひろがる、モフカの庭で、オセロは、とびきりおいしいジャムを、作っています。ある日、きらきらと、にじ色に光るトカゲが庭にあらわれて、たいへんなさわぎに!そのうえ、サクラのしっぽまで、七色に光りはじめて…。しっぽをもとにもどすには、あるジャムが!
著者等紹介
島村木綿子[シマムラユウコ]
熊本県生まれ。1998年、「うさぎのラジオ」で毎日新聞小さな童話大賞。2002年、詩集『森のたまご』(銀の鈴社)で三越左千夫少年詩賞。日本児童文学者協会会員
はしもとえつよ[ハシモトエツヨ]
北九州市に生まれる。『おにたくんやまのぼりだよ』で小学館第14回おひさま大賞絵本部門最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
6
登場する猫たちがみんなかわいい。ジャム作りをするオセロのこだわりもいい。(シリーズものかな?何かの続編のようで、『クロケのジャムとももふか草』も読んでみます。)虹色がキーワード。虹色の昆虫はてっきりわたしはタマムシかと思いましたが、全然違いました。そのことば使いが独特で、また別の本で再会したいです。オセロの作るジャムが魅力的で、夢いっぱい。2024/08/20
芦屋和音
1
果物屋に住む猫のオセロは秘密の庭でジャムを作っている。庭に集まる猫たちはのんびり𓃠そこに現れた虹色トカゲ🦎しっぽを食べちゃった猫のしっぽも虹色に!?――何とも美味しそうなジャム🥄パンに塗って食べたい。シリーズものっぽいので他も読むと猫たちがたくさん出てきて面白そう。低学年から。2024/10/03
刹那
0
ジャム作る猫2025/03/19
gero
0
ねこ;庭;ジャム ねこだけが行けるモフカの庭でくだもの屋の飼いねこがジャムづくり。しゃべるねこもジャムづくりも同程度に不思議な魔法です。コツはももふか草のお茶っ葉を2杯入れることと仕上げにマタタビの棒で混ぜること。アンズのジャム、バナナのジャム、キウイのジャム、スイカのジャムと聞くと読みたくなりませんか。ただしブドウのジャムは禁止です。ちなみにオセロのジャムもカナヘビのジャムも出てきません。2025/02/09
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