出版社内容情報
幹人の家は小さな神社だ。祭りもないし、おみくじやお守りも打っていない。だが、総合学習で調べ始めると、なぜか神社の歴史が消されていた。資料もなにも残されていないのだ。なぜだ? 白猫にまつわるふしぎなひみつがあるらしい。雷雨の日、なぞをさぐる幹人たちは、とんでもないものを見つけ出した!
内容説明
幹人の家は猫丸神社だ。お守りもおみくじもない、小さな神社だが、とんでもないひみつがかくされていた。しかも、みょうなうわさが…。調べる幹人たちの前に、ふらりと現れるあの大きな白猫はいったい何だ?稲光の奥宮で幹人たちは、ほんとうの猫丸神社を知る。
著者等紹介
西村友里[ニシムラユリ]
京都に生まれ育つ。デビュー作『オムレツ屋へ ようこそ!』(第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書国土社)をはじめとして『たっくんのあさがお』(第25回ひろすけ童話賞 PHP出版)などたくさんの作品がある。日本児童文芸家協会会員
ゆーちみえこ[ユーチミエコ]
東京に生まれる。早稲田大学卒業後、子どもの本の仕事をはじめる。絵本、挿絵などで幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読生
3
人間たちが何を思おうと、神様はただ神様としてやるべきことを行っていた。 神様だからね。 そして神主は神主として、誰が何を言おうと、神社を守り、神様を祀る。 変わらぬ役割として。 でもそれは、それを支える人たちがいたからできたこと。 それがいなくなった時、神様は神様としていられるかどうかは…また別の話になっちゃうな。 図書館も使っていただいてありがとうございます。 2024/04/13
ちかこ
1
猫丸神社を調べること、困難を乗り切ること、本当のこととうわさを見極めることなどうまくまとめられたお話だと思った。2024/07/18