出版社内容情報
ヒイラギのかきねの中に広がるモフカの庭で、黒ねこのクロケはジャムを作っていました。イチゴやりんご、サクランボにモモやマンゴー、季節のくだもので作るクロケのジャムは、おいしくて、元気がでると、たいへんな人気です。そのジャムには、スミばあちゃんと、ももふか草のひみつが……。ふしぎなももふか草とクロケのかわいいお話。
内容説明
ヒイラギの、かきねの中にひろがるモフカの庭で、ねこのクロケは、とびきりおいしいジャムを、作っていました。そのジャムには、スミばあちゃんと、ふしぎなももふか草のひみつのやくそくが。それは…。
著者等紹介
島村木綿子[シマムラユウコ]
熊本県生まれ。1998年、「うさぎのラジオ」で毎日新聞小さな童話大賞。2002年、詩集『森のたまご』(銀の鈴社)で三越左千夫少年詩賞。主な作品に『七草小屋のふしぎなわすれもの』(第53回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)などがある。日本児童文学者協会会員
北村裕花[キタムラユウカ]
多摩美術大学卒業。『おにぎりにんじゃ』で第33回講談社絵本新人賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅子
6
可愛い世界。平和でよろしい(*^^*)2023/04/20
遠い日
1
『やっぱりオセロのジャムとにじ色トカゲ』に先んじる作品がこちらでした。モフカの庭、なずなちゃんとの関係がよくわかりました。ももふか草は猫のジャム作りに欠かせない草なのに、モフカの庭のももふか草が枯れてしまった。ジャムに混ぜる分量が決まっているのに、残り少ないからと分量を守らなかったばかりに、ジャムの味が落ちた。クロケとなすなちゃんのももふか草探しが始まります。すみばあちゃんの存在が不思議。どこからやってきて、どこへ帰って行ったのだろう。ももふか草の復活が叶ってよかった!2024/08/23
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