出版社内容情報
高さ250mの東京タワーのトップデッキのさらに上に隠された研究室レインボー・センター。そこでは、小学生とは思えないレベルの科学オタク田所健人が、半世紀以上も代々受け継がれてきた夢を実現し、真の意味で東京タワーを完成させるため、ある”秘密の研究”に取り組んでいたのだが…。プラズマ理論、プロジェクション・マッピング、空中ディスプレイといった最先端の科学を盛りこみながら、孤高な少年が果てしない夢を追いかけることで成長していく姿を描く壮大なスケールの物語。
内容説明
東京タワーに虹を架ける。健人の曾祖父・正太郎が東京タワーに託し、半世紀以上も受け継がれてきた夢。高さ250mのトップデッキのさらに上に隠されたレインボー・センターでは、小学生とは思えないほど科学に通じている健人と、その祖父の信二が今日もまた、夢の実現に向けて秘密の研究を続けているのだが…。プラズマ理論、空中ディスプレイ、プロジェクション・マッピングなど科学の最先端技術に挑みながら、果てしない夢を追い続ける孤高な少年の成長物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
73
児童書。東京タワーが設計された時、秘密の部屋が作られた。誰にも知られていないその部屋は「レインボー・センター」研究室で、東京タワーに巨大な虹をかける事を目標に研究が続けられていた。小学六年生の田所健人は、研究室でただ一人で研究を続けている祖父を尊敬している。健人も科学オタクとして豊富な知識を持ち、独自にプラズマを研究している。健人は、協力や共同作業は効率が悪く意味が無いと言い放ち、ひとりで研究するポリシーだった▽孤独な研究者きどりの男子に優しい幼馴染女子とか、ちょっとファンタジーが過ぎるやろ。ラスト不満2022/08/15
ぶんこ
35
小学6年生の健人の曽祖父は、東京タワーの建設に携わった科学者であり、「東京タワーの上空に人口の虹をかける」という夢を実現しようと考えた。そこで、東京タワーのてっぺんに密かに「レインボーセンター」と名付けた部屋を作り、田所家の悲願実現に向け、今はそこに祖父が住み込んで研究を続けている。センターに行く秘密のエレベーターやプロジェクトマッピングやプラズマ理論等々、科学の話にはついていけませんでしたが、心咲(健人の同級生)のように心がワクワクしました。2024/06/16
頼ちゃん
8
ちょっとありえない話で最初の方は入り込めなかったが、みんなが夢に向かって力を合わせるというのはよかったかな。2022/07/22
絵具巻
1
図書館2022/08/02
オキャベツ
0
確かN中2が。/2024/10/29