内容説明
かりんは、猫のキジオをひざにのせると、ゆっくりと、じゅ文をとなえました。のはら ののはな ののはっぱ、のはら ののかぜ ののかおり、のはら ひろがれ そらのした、のはら ののはな ののはっぱ。心の中で、野原のことをおもいうかべて、なんどもとなえました。ふいに、やわらかな風がほおをなで、目をあけるとあたりのけしきは、すっかりかわっていました。
著者等紹介
島村木綿子[シマムラユウコ]
熊本県生まれ。1998年、童話「うさぎのラジオ」で毎日新聞小さな童話大賞。2002年、詩集『森のたまご』(銀の鈴社)で三越左千夫少年詩賞。主な作品に『七草小屋のふしぎなわすれもの』(第53回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)などがある。日本児童文学者協会会員
かんべあやこ[カンベアヤコ]
新潟県生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、2010年『モリくんのおいもカー』で絵本作家デビュー。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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