内容説明
ミャンマーから転校生がやってきた。あいりはすぐにうちとけてなかよくなるが、給食のときにちょっとした事件が起きて…。それをきっかけに、クラスみんなで「アジアのご近所さん」ミャンマーのことや、日本にくらす難民についても学び始める。
著者等紹介
茂木ちあき[モテギチアキ]
千葉県に生まれる。中学校教員、雑誌の編集やライター等を経て、児童文学の創作・ノンフィクションを書き始める。日本児童文学者協会会員
ゆーちみえこ[ユーチミエコ]
東京に生まれる。早稲田大学卒業後子どもの本の仕事をはじめる。日本児童美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
42
2017年第63回課題図書(中学年)。小4のあいりの家に引っ越してきた家族はミャンマーからのやってきた。難民として当事者の現実を知る事で、主人公のあいりもクラスのみんなも変化していく。異文化について、難民問題、友情などテーマは多い。2021/04/27
Kumiko
31
小学三・四年課題図書。ファミリー読書感想文に毎年参加しているのだが、今年はこれで参加しようと思う。「ミャンマーはアジアのご近所さん」という言葉が作中に出てくるが、まさにそんな話。テーマがいくつかあり小四には少々難しいかも。。。でも当人は気に入ったみたい。2017/08/13
杏子
21
第63回青少年読書感想文課題図書中学年の部。最近はこういう内容の本が多いな。国際交流ということだろうか。今度はミャンマー。同じアジアの国なのに、知らないことが驚くほど多い。「ミンガラバー」という言葉は、村中里衣さんの絵本で知った。こんにちは、という意味だった。村中さんの絵本では、日本からミャンマーに運ばれていった電車のことが書いてあったが、今回の本では、4年生の子どもたちがクラスでミャンマーの踊り、バガンダンスを学校の発表会で披露する。ハラハラする場面もあったが、最後はよかった。感想文も書きやすいかも?2017/04/22
のり
18
中学年課題図書。小学3年のあいりのアパートに越してきた、ミャンマーからきた家族。顔つきは日本人と似ていても国の状況は違う。ミャンマーを理解するいい本だと思う。2017/06/25
クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」
17
今月読んだ本を登録。読書感想文課題図書中学年。ミャンマーについて何も知らないなあ。難民について私も学ばなきゃ。2017/05/31
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