内容説明
夏休みの間、ぼくは父さんが新しく始めるハウスクリーニングの仕事を手伝うことになった。ある日、近所でうわさのゴミ屋敷を見つけ、たのもしい仲間たちと、さっそく作戦開始。ガラクタの山をきれいにかたづける爽快感を知って、生まれかわったぼくの夏は、革命的に熱く燃える。
著者等紹介
つちもととしえ［ツチモトトシエ］
土本利江。石川県在住。農業に従事するかたわら、創作活動を行う。北陸児童文学協会「つのぶえ」同人。初の単行本は『ぼくの夏休み革命』
大庭賢哉［オオバケンヤ］
神奈川県生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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わかな
4
さらっと一気に読めてしまいました。挿絵も割りと多く読みやすいです。主人公が小学5年生なので、そのあたりの対象年齢を意識して書かれたのだと思いますが、それほど子どもの深いフクザツな心境が描かれているわけではないので、3年生くらいから読める子もいるだろうと思います。個人的には、お話も絵も子どもと大人の描き分けに多少難を感じました。もう少し大人を大人らしく描いていただきたかった・・（表紙画の後列左は21歳の設定ですが中学生か高校生くらい、その隣は主人公の父親ですが大学生くらいに思えます）。2011/09/01
LILIBOU
1
小学５年の次男の読書感想文にどうかな？と図書館でたまたま見つけた作品でした。主人公の少年たちとちょうど同学年 少年たちの冒険ものかな？と何気なく読んでみると 大切なことが詰まっていて 自分が夢中になりました。特に父親の姿勢が良いなと感じました。家の本棚に置く１冊に巡りあえました。2016/07/27
うえはる
1
色んなモノに感謝しながら、うん、自分もちゃんと掃除しよう。2013/11/15
うっちー
1
学校推薦図書。昨夜、子供たちへ読み聞かせをしたところ、先に全部読みたい衝動に駆られ、早起きして、こっそり読んでしまいました。大事なことがたくさんつまった宝箱のよう。子供たちには、１つでもいいので感じ取ってほしい。という私が一番勉強になりました。（笑）子供視点の描写が、忘れかけていた子供の気持ちを思い出させてくれます。2012/05/31
わらび
0
部屋の掃除をしたくなる本。何気にお父さんが好き。主人公は「嘘つき」って呼んでたけど、これは良い嘘つきですね。こんな風に行動力があってしっかりしていて、理解のある大人になりたいです。2015/09/02
