内容説明
建築家になるにはどうしたらいいのだろうか。設計をするときの心がまえとは?地震に強く、自然と共生する家、ストレスをあたえない家づくりなど、建築を通して社会とのかかわりや、夢を持つことの大切さを熱く語る。
目次
第1章 建築家の仕事(建築家になろう;だれもが参加できる家づくり;家をつくる人たち;心地よい家をつくる)
第2章 健康な身体のための建築学(自然素材の活用;自然をとりいれた家づくり;心がやすらぐ色、光、明かり)
第3章 住み心地のよい家づくり(居心地のよい家;ストレスをあたえない家づくり;家を設計してみよう)
第4章 安全な家づくり(地震に強く、燃えにくい家づくり;建築材料のいたみを防止;もろさの克服)
第5章 心をこめてつくる(家の設計マナー;町をつくる)
著者等紹介
樫野紀元[カシノノリモト]
建築社会学者。東京大学大学院工学系建築学専門課程修了。工学博士。一級建築士。建設省入省(上級職・研究職)。先端技術研究官、研究部長を経て、大学教授、NPO理事長を歴任。ノルウェー・トロンドハイム大学客員研究員、日本・アセアン科学技術協力プロジェクト責任者などを務める。日本建築学会賞、建設大臣賞、科学技術庁長官賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっちゃん
2
建築は着ること食べることに並ぶ重要な要素である。人間らしく。第三の皮膚とうい言い方を知った。2018/01/01
モリー
1
「家はよい人材をつくるもとです。その家が集まって美しい町をつくります。家はよい社会をつくるもとなのです」と著者は主張します。そして、「一軒一軒の家は、社会を変える魔法の力をもっています。」と続ける。住み心地のよい家がよい人材をつくるということはとてもうなずけます。また、著者曰く「家が集まって町や都市ができます。町並みや都市の環境をよくするのも悪くするのも、一つひとつの家のあり方によります。」だからこそ一軒一軒の家が社会を変える魔法の力をもっていると言えるのだろう。この本は子ども達にぜひ読んでほしい。2017/09/22
りつ
1
自分は建築家になるつもりもなく、ただ友人が建築関係に進むため読んでいた本を借りてみました。興味本位で読んでみたのですが素人でもとても楽しめる本でした。 建築用語が出てくるものの巻末に用語集があり調べることができるので、私みたいなうぶの素人でもスラスラ読めると思います。建築必要なのは建築の知識だけではなく生物学から地理まで幅広い知識が必要なことがこの本を読めばわかると思います。建築に興味のある人もない人も楽しめる1冊です2013/12/11
オキャベツ
0
【きっかけ】本館で。進路コーナーみたいなのあった。企画コーナーね。大事なコーナー。2023/09/15
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