出版社内容情報
第49回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」
3・4年生 小学校中学年の部
内容説明
とうさんとかあさんが、口ぐちにいった。「良は入院ばかりしてたんだから、しんせつにしてやらなきゃ。わかるだろう?」「良がどんなにがんばってきたか、おにいちゃんだもの、わかるよね?」ぼくはむねがいっぱいで、はじけそうになる。「わかるさ。良はいーっぱい、がんばってきたよ。でも、ぼくは?ぼくはがんばってこなかった?ぼくは、なんでもわかって、なんでもがまんして、なんでもひとりでできて。でも、でも…」小学校低学年~高学年向。
著者等紹介
広瀬寿子[ヒロセヒサコ]
神奈川に生まれ、京都に育つ。短歌誌「塔」同人として短歌を学ぶ。日本児童文芸家協会理事。1979年「小さなジュンのすてきな友だち」(あかね書房)で児童文芸新人賞を受賞
渡辺祥二[ワタナベヨウジ]
1943年、東京に生まれる。「やいトカゲ」(あかね書房)「ぽんぽん山の月」(文研出版)により、それぞれ絵本にっぽん賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
第49回青少年読書感想文コンクール課題図書 中学年 生まれつき病気がちな弟(良)をもつ兄(修平)。弟ばかりを気遣う両親に我慢していた修平はそれを声に出すことができるのかと読みながら切なくなりました。けれどその感情を受け止めてくれるのはやっぱり家族なんですね。2018/10/01
紅花
6
小4娘、借りてきて1時間もたたずに読み終えた。ちょっと悲しいという感想。2014/09/20
なななろ
5
8年ぶりに読みました。けっこう記憶とは違っていました。2015/12/29
おくり
3
子供の頃読んで、初めて本読んで泣いた。その本。ブックオフにあったので衝動買いした。今読んでも主人公の痛みがすごい来る。うわあってなる。2012/08/26
二条ママ
1
長女小4。友達から借りた本。独り読み。2020/11/19
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