内容説明
若き日のまどさんを思わせる、おおらかなパパとパパが大すきなタロウとの、なんともゆかいなおはなしあそび。ふたりのはずむ気もちそのままに、のびのびと、画家かわかみたかこの世界は、画面いっぱいに広がって、おもわず、おどりだしたくなる、たのしい絵本が生まれました。
著者等紹介
まどみちお[マドミチオ]
1909年山口県徳山市に生まれる。台北工業学校土木科卒業。1994年国際アンデルセン賞作家賞受賞。川崎市在住
かわかみたかこ[カワカミタカコ]
1967年、東京に生まれる。セツ・モードセミナーで絵を学ぶ。玄光社イラストレーション1995ザ・チョイス年度賞受賞。さまざまな画材を駆使したのびのびとした画風で、多くのファンを得ている。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
15
《図書館ー特設》絵がとにかく可愛い。パバと一緒ほ、楽しいね。2014/05/13
punyupunyu
9
朝寝坊のパパとお話。なぜか夢を共有している。ほのぼのとして温かい感じの絵本です。2015/01/18
遠い日
7
寝坊助のパパが起きたら、楽しいお話。ふたりで夢の物語を繋いでいく。パパの話をぼくが広げ、ぼくの語りをパパが深める。どんどん思いもよらないストーリーが紡がれていくのは、即興の醍醐味。楽しい日曜日だ!かわかみたかこさんの絵がとんでもなく楽しいのは、ほかでもないまどさんのお話が弾んでいるから。2017/01/08
いっちゃん
6
夢か現実かだんだんわからなくなるような、二人のお話が可愛い。大真面目にこどもとこんなお話ができるパパが素敵2014/05/26
いろ
6
まどみちおさん追悼で,まどさん絵本を探している時に出会った掘り出し物の1冊。お父さんと子供が空想遊びで物語を作っていくという内容で,詩集ではなくお話。Eテレ「みいつけた!」のコーナー「おててえほん」を彷彿させ,6歳男児もニコニコ顔で楽しむ。子供ってもともと空想の王様みたいに,色んな事を想像して遊ぶ事が出来るけど,親が一緒にって,出来るようで意外としてないかも。こんな風に,親が空想を持ちかけてくれると,そして一緒になって空想の世界で遊べると,子供は嬉しいだろうな~♪2014/04/08