内容説明
北の山里、南の磯べに語りつがれてきたよりぬきの昔話を、ここに収めました。ふるさとの匂いゆたかな昔ばなしの決定版!!
目次
第1章 こころあたたまる話
第2章 まねしてしっぱいする話
第3章 ばかしばかされる話
第4章 はらはらどきどきする話
第5章 かなしくなる話
第6章 はてなとかんがえる話
第7章 わらいころげる話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うなぎ
9
図書館。松谷みよこ監修にほいほい。お年寄りが子供に語る昔話のように、それぞれの地方の方言混じった語り口を忠実に残した昔ばなし100本。おむすびころりんや姥捨山など見知った話でも場所によって変形してて興味深かった。良いおじいさんが成功して綺麗な着物を着て帰り、やり方を真似して失敗してボコられたり切られた悪い爺様は血だらけで帰り婆様が赤い着物を着てきたと勘違いして元々の着物を捨ててしまう展開がやたら出てきた。一番インパクトあったのは序盤に出てきた新潟だかの姥捨山の話…。→続く2020/08/23